2015 宇都宮の3社のビール工場見学ツアー(栃木県宇都宮市)

こんにちは~。今夜もスーパームーン見れるかな…。
昨夜はエールハウスをお休みさせていただいて、オアシス&エールハウス&ノンサッチで宇都宮のビール工場見学ツアーに行ってきました♪

今回は現地集合っていう過酷なスタートで申し訳ございません!!(汗)
そんな中。小雨も降る中。参加してくださった皆様。本当ありがとうございました!!

まずはエールを朝7:40頃に出発して(笑)電車で宇都宮へ!!

う~ん微妙に雨だなぁ…
最近のイベントは雨続き…
まぁ…だいたい室内なんでねぇ…そんな気にしないですけど。

駅前からは無料のシャトルバスが走っているので乗り込みまして…
(休日は時間帯によっては利用者の方がメッチャ多いです。無料だしね。早め行動をオススメしときます。)

乗車率ハンパない(笑)なか揺られてジョイフル本田(宇都宮)へ。
(この辺りの商業施設の敷地といったら、もう一つの街です!!週末にはだいたいみんなこの辺りの商業施設に集まるんだって…byかずや君情報)

ハンパ無いバスも、そんな施設をひととおり過ぎ去って、ジョイフル本田に着くころには僕達以外誰も…いない(笑)
(多分、ホームセンターだから、みんな車で来て荷物運ぶんですよね…。そりゃそうか)

そんなこんなでジョイフル本田到着。
流石はホームセンター。
色々あります!!あんなものからこんなものまで。
チオビタなんか12本だっけかなぁ500円くらいだったりして。
思わず考えちゃったりしながら2階のプレストンエール工場へ辿り着きました。

見た目は成城○いとか、○ルディみたいな、小粋な洋物食材等を取り扱うショップとカフェレストランに併設されてるプレストンエールブルワリー!!
ウッドデッキに焙煎したコーヒー豆の香りにウットリです。

今回案内してくださったプレストンエールの醸造長の須藤さん。
丁寧にフランクに色々とお話を頂きました。
手前の小窓のは、糖化&ろ過をするハイブリットな槽。
奥のは煮沸釜。600リットル位を作れる釜です。

真ん中には冷却水の流れるコイル。そこの網〃迷路なコイルを通って熟成タンクへ。
酵母を入れて熟成されていきます。

ちなみにこの日はIPAを造ってました。
一番麦汁。甘くってトロトロで至極の味わいでした~♪
今作ってるやつ下さい~って完成するであろう1ヵ月後にお願いしよー。

麦を試食させていただきました。
須藤さんの手は、なかなかゴツクテ。カッコイイ働く男の手です(笑)

麦芽はカナダとイギリスのをメインに。
カナダのやつかぁ。今まで見たことあるかもしれないですが思い出せない…
袋のロゴがですねぇ。カッコイイんですよ(笑)

敷地内にキレイに並ぶ5本の貯槽タンク。
プレストンエールはスッキリと飲めるライトボディの綺麗なビールです。

聞くまでは「ろ過してあるビールかなぁ…」と思っていたら、ろ過しているのはブラウンエールのみ。
他は無濾過みたいです。そーなんだ。
ブラウンエールだけは、すっきりと上品な口当たりを目指して、ろ過するみたいで。

ナルホド。

熟成タンクの…ちょっぴり味見させていただきました。
うん。タンク内のもスッキリと綺麗なビールです。
お店で飲むのとそんなに変わりはない気もします。
しいて言えば麦芽のモルティさが、すんごく香る「麦を楽しめるビール」です。

流石英国スタイルのプレストン!!
最近のイギリスビールは世界的クラフトブームの影響もあってホッピーなものが多い気もしますが、英国のクラシカルスタンダートは、やっぱりモルティでビターな味わいよね~なんて。

須藤さんの目指すビール。
飲み疲れしない。ゴクゴク飲める。パイントグラスでいっぱい飲める。
そんなビール。プレストンエールにあります!!

そんなこんなで。プレストンカフェへ。

ピッチャーでペールエールとブラウンエールを。
あとはアイリッシュエール!!
IPAはボトルのみという事で。

アイリッシュエール。
ローストモルトの香りが気持ちよくって、とっても美味しいビールでした!!
スタウト好きはノックアウト。
ボディはミディアムくらいで、じっくり&しっくり味わえます。

時間はまだまだお昼の12:30。

僕らの日常で言えばまだまだ眠ってる早朝みたいな時間帯。

宇都宮ツアースケジュールで言えば、まだまだ序盤です。
そんなこんなで、移動の前に今日のメンバーで集合写真。

まだまだみんな元気です!!
ちなみに僕だけ風邪ひいてました(笑)
美味しいビールを飲んだらそんな事も忘れちゃうけど。

丁寧に色々とお話をいただきましてありがとうございました!!須藤さん。

またエールハウスで思い出しながら、プレストンエール飲みますっ!!

9月27日(日)宇都宮ビール工場見学ツアー。まだまだ序盤。
奇跡的に雨の止みそうな気配が♪
これから向かうは、宇都宮の道の駅。「ろまんちっく村」

大変ありがたいことに、ろまんちっく村のマイクロバス。
こちらを配車して頂きました。吉清さんありがとうございます!!

するっと宇都宮を縦断します。
僕は夢の中にTripしてました。

気が付くとそこにはろまんちっく村の入口で。
素敵なタイミングで空も晴れました♪

流石は道の駅!!テント屋台やら懐かしの民芸品グッズ。
ご当地アイスやら餃子のあれこれ。
植物園とか温泉施設。
宿泊施設もあるこの道の駅。ジョイホンに続き、こちらも一つの街みたい。

そしてやってきました「ろまんちっく村のビール工場」
熟成の貯槽タンクも15本位だったと思います…。
規則正しく陳列されたメカニックな格納庫みたいでワクワクします。

この日は醸造長の山下さんにご案内して頂きました。

ろまんちっく村のビールは1996年からの創業。
日本一の麦の生産を誇る栃木県という事で、地元の麦「さちほゴールデン」ていう麦を使用して(もちろん他の麦も使っていますが)ビールを造っています。

こちらの写真は麦汁。とろっとしていて甘酒のようにコク甘い!!

そして麦も試食というか…食べさせてもらいました。

ちょいスパイシーで穀物感が豊かな小麦のような雰囲気をもってた「さちほゴールデン」
その他に麦だけで酸っぱさを感じる「サワーモルト」
ビターでコクのある「カラメルモルト」
無糖ココアやコーヒー豆みたいにほろ苦い真黒の「ブラックモルト」

こんなモルトがパック詰めされて売ってたら美味しい「おつまみ」になるのになぁ…。

室内には階段があってロフトみたいな中2階に上がれます。

上からは、発酵タンク内の状況等を確認できるようになってます。

ひとえにビールを造る工場っていっても色々と違うもんだなぁと思いつつ、上の小窓から覗き見て。みんなで「うおぅ~」って言ったりしてね(笑)何かこうくすぐられるんですよね。

このタンクなんかは、まるでカプチーノみたいに細かい泡が「ふわっ~」ってなってて。
表面がめっちゃクリーミーで美味しそうでした。

他にも黒蜜みたいにネットリとした大きな気泡でモッタリと発酵してるものも。

高い所にいるだけで楽しくなっちゃったり(笑)

そして試飲もさせてもらいましたw

こちらはろまんちっく村ビールさんの「Fシリーズ」

ボトリングした「F1」&「F2」をいただきました♪
ちなみに「F」シリーズというのは、こちらのハイアルコールビールで、酵母に清酒酵母や、シャンパン酵母を使って造るスタイルのビールで、純米吟醸酒やキレイな吟醸酒みたいに華やかな香りが楽しめます♪

「F1」はAlc 9.9% 清酒酵母で純米酒っぽい味わい。酵母だけで日本酒っぽくなるからまた不思議です。

「F2」ってのは、清酒&シャンパン酵母を使ったハイブリット。
ALCは13%となかなかの数値ですw
香りも、より華やかになってAlcも高いのに。ボディはスッキリと軽くて果実酒のように、より飲みやすくなる不思議なビールです。

そんなこんなで試飲を頂きながら、山下さんに色々とお話を楽しんでました。

うちのオーナーも、山下さんに何やら面白そうな話も持ちかけていました(笑)

そんなこんなで試飲を頂きながら、山下さんに色々とお話を楽しんでました。

うちのオーナーも、山下さんに何やら面白そうな話も持ちかけていました(笑)

ろまんちっく村のビールには定番のアイテムの他に、「シングルホップシリーズIPA」また「Fシリーズ」のようなビール酵母以外での挑戦したビール等‥色々な挑戦もしてます。

地元の麦も使っての社会循環を目指したプロジェクト等。今後の展開も楽しみなブルワリーです!!

前後しますが、こちらはろまんちっく村さんの釜です。
2つの釜で糖化→ろ過→煮沸を行います。
煙突みたいな細長いカワイイのが突きでてます♪

1キロリットル位の大きな量を1回の仕込みで行ってます。

ひととおり説明していただきまして、併設の「麦の食卓」でビール&ご飯してきました~。
プロジェクトの一環で、ホップソーセージの制作とか、ホップ塩ってのを聞いたのでそのあたりをセッションIPAのビールと一緒に。

あとは料理もしっかり食べれます。有機野菜がゴロゴロと見た目にも味にも美味しい料理。
また他にも和食料理のお店もありますし、テントもいっぱいあるので、天気が良いと最高です♪

ちょうどご飯を食べた後なんかは、すっかり晴れ間も広がって気持ちよかった~。
この辺りからはごろ寝しちゃうメンバーも出てきますw

メンバーも増えたし、もう一度記念撮影を。
工場兼レストランの麦の食卓前で。

このツアーもまだまだ中盤です。
空も晴れたし、そろそろ次のステージへ移動しないとね。

ということで、再びろまんちっく村のマイクロバスにお世話になりまして…
街中のオリオンスクエア付近まで乗せていただきました♪

今年のエールハウスのビール工場見学ツアーも終盤に。
ろまんちっく村さんに街中まで送り届けていただきました。

最後のステージは、オリオンスクエアっていう街中のメインスペース??の近くにあるブリューパブ「BLUE MAGIC」さんの所にお邪魔してきました♪

ここは常時、自社&他社(主に栃木のビール)10種の樽生を開栓してるTAPROOMです。
食事は持ち込みOKっていう、単純にビールを楽しめる素敵なお店です。

ここ「BLUE MAGIC」さんでは、店長&醸造長の中尾さんにお話を伺ってきました。
1度の仕込みではプレストンエールさんとろまんちっく村さんの間くらいの量。
7~800リットル位を仕込むそうです。

発酵タンクの数&スペースもそれほど広くない為、レギュラーアイテムを持たず、常に色々なスタイルにチャレンジしている、ニューウェーブなブルワリーのように感じました。

ホップの種類も20種程保有してるそうで、ホッピーなものから栃木のいちごを使ったいちごのビール。勿論クラシカルな定番的ビールも造っています!!

始めのお披露目は、ほぼ2年前の春のけやき広場。
「レモンスタウト」っていうスタウト好きには「何だってっっ!!」みたいな、とっても気になるビールを出していたので早速飲みました。

しっかりと檸檬の香りが。でもスタウトの香ばしい味わいとマッチしていて…
面白いブルワリーだなぁと思いつつ、印象的には、様々なフレーバーを出しつつも色物ではない美味しいビールを造っているイメージでしたね~。

その他にも「カモミール」つかったビールとか、トムヤムクンの味みたいなビール。
この日は「ドク○ーぺ○パー」みたいな味を目指したスパイスビールとかw

ぁ、そんなラインナップも造りつつも、この日の飲み比べセットというのがありまして。

*淡い色でややビターな「ペールエール」。
*シトラスっぽく爽やかで香り高い「U.S.Aペールエール」
*淡いゴールデンカラーで、口当たりは軽くほろ苦いセッションIPA「森羅万象」凄い名前w
*深いアンバーカラーでほろ苦いクラシカルアンバーエール「ジ・アース」

こんなふうにお得なテイスティングセットも楽しめます。
ノーチャージで気軽に入れる店内には近所のビール好きがワイワイ押し寄せてます♪
スナックでジャイアントコーンの食べ比べってのもありました。

持ち込み自由ということで…
それぞれ飲みたいビールを飲みつつ、中尾さんに教えて頂いた「味一番」っていうお店の餃子&煮込みを、うちのオーナーが頼んでくれて皆で頂きました♪

「ど~~ん!!」

モツ煮も餃子も美味しいっ!!

ただちょっと眠くなってきたりして…(笑)
ってな感じで、一時夢の中に行ってきたりして。

起きたら落ち仲間が増えてるw
本当自由な感じでごめんなさいっ。

ブルーマジックの印象的なロゴマーク由来を聞いてきました!!
「BLUE」は作り手の「BREW」をもじったもの。
「MAGIC」はホップや様々な原料&副原料で起きるケミストリーをイメージ!!
また、「かえる」というのはアメリカでは幸運のキーワードだったり。
新しい何かに「変える」っていうのとか。

ちゃんとお家に「帰る」ってのとかw
色々と考えられた素敵な意味合いがあるのです。

そんでもって、最後にもう一度。
中尾さんと山下さんにも参加して頂きまして記念写真とりました♪

みなさん本当仲良しで、ビールの情報交換したり、山下さんやプレストンの須藤さんなんかもブルーマジックさんの所で、自社ではできないパイロット版なんかを造らせてもらったりと。

色々と協力しあって美味しいビールを造っているそうです。
素敵な交流だと思います!!
今までも。これからも。
宇都宮クラフトビール。楽しみです!!

そして。
プレストンエール「須藤さん」
ろまんちっく村「山下さん」
BLUE MAGIC「中尾さん」
色々とお世話になりました!!
ありがとうございました。

記  やっしー。