2017 石川酒造見学ツアー(日本酒の多満自慢、ビールの多摩の恵)(東京都福生市)

9月24日(日)
気持ちの良い晴れ間の覗いた秋の一日。
今年も行ってきました!!大人の遠足♪

今年は、まぁまぁ近場??
奥多摩の一歩手前は、拝島駅から歩いて15分位かなぁ。
敷地の広い大きな醸造所。石川酒造。
広さは…なんだっけ。でも覚えているのが、東京ドームのグラウンドがスッポリ入るくらいの広さですって。十二分に広い!!

全体的に蔵造りの雰囲気がたまんないです♪

今回案内して頂いたのは、ビール製造部の主任。清水さん。
お久しぶりですって声をかけていただきまして。
そう言えば…10数年前に東口で樽を持ってきてくれてたぁ。

そして見学がスタートしました。
こちらは3階建の本蔵。
土壁で覆われた一番大きな建物になってます。

1階はヒンヤリとした薄暗い貯蔵室。
だだっ広くて、大きな梁と柱に無機質なタンク。
日本酒造りの行程とか、ビール造りの違いとか…。
色々話してくれました。

日本酒造りは秋から始まって、春先頃まで。
冬に造って、夏を越して秋に瓶詰めする、ひやおろし。
そんな話からビールのオクトバーフェストの話まで。
2階では酒造りの製造中心のフロア。

敷地を歩いていくと…
何やら怪しげな大釜が。
一時期。明治時代に、こちらの釜でビールを造ってた釜。
一年半位稼働してたみたいです。
全部鉄製。
戦時中の鉄製の物徴収の時には、当時持ってた人が地中に埋めて、ため池みたいに使ってたから結果的に免れてたとか…
地獄の釜みたいに、ゴツクテ強そうな風貌です。

ちなみに、石川酒造の敷地内のお水は、全部地下水をくみ上げたものらしいです。
天然のミネラルウォーター。トイレの水もだって。すごいっ!!

中庭を通り、ビール工場の建物へ。
入口の前には。
左に麦芽の粉砕機のある部屋??右手には麦芽を保管してる部屋。
正面の入口がビールの醸造所への入り口に。
麦芽は、イギリスやドイツ。練馬の「金子ゴールデン」も一部使ってたり。

入ってからは左手に大きな釜が3つ。
2キロの仕込み釜とお湯を温める釜と糖化釜の3つ。
一番奥の天井からの大きな逆三角形の大型ロートみたいなのは、隣の部屋の粉砕された麦芽が上から下りてくる仕組みになってるみたいです。
ドライフラワー状のホップも幾つか見せてもらえました~。

やっぱりペレット状より香が豐な感じがする。
そして綺麗♪

火入れしてない東京BLUES~♪
ちょっと試飲させてもらっちゃいました。
いつもエールで飲んでるやつと比べると、香りも苦味も飲み口も。
とっても豊かになってます。
美味しかったなぁ。

面白い時計発見しました♪
タイムショックに出てきそうなビジュアルのやつは、建物の電気の使用量を表しているらしいです。

そしてやっぱり。所狭しと並んでる、熟成タンクと貯蔵タンクがズラッと。
このメタリックな感じw。
だいたい同じような光景にはなりますが、どこで見てもテンションが上がりますね~。ロボットみたいにも見えちゃう。

色々とお話を聞かせてもらって。
それではお昼にしますかって時に。
そう言えば、この入口にある、大型のガトリング銃みたいなのは何だ??
って思いながら聞いてみると、ビールのモルトカスを肥料等に使う際に脱水する機械って教えて頂きました。見た目が凄いカッチョイイです。強そうだし。

さて。食事にでも向かいますか。
っとちょうどいい所で、石川酒造の社長とバッタリ会いまして、一緒に写真撮ってもらいました。うちのオーナーが多摩自慢のハッピを着たりして♪
甚平の上着みたいな柄だぁ。

和の食事処。雑蔵。
店内は木造で歴史を感じる建物になってます。
どうやら、来年は工事に入る為、こちらの建物は年内で見納めとか…
いやぁ。勿体ない。
ノスタルジーな思いを肴に、みんなとビール&日本酒を飲みまくってきました。
この時期シーズナルの、工場長も絶賛する「へレス」
香りも華やかで、クリ―ミーで柔らかいボディ。
綺麗な水だからですかね。ビールもお酒も上品な味わいが楽しめました。

飲み放題のコースがあったので、後半はずっと日本酒ばっか飲んじゃったなぁ♪
やっぱり色々とお話を聞いた後のお酒は、その美味しさも倍増です。

すっかり日も落ちてきて、みなさまお疲れ様でした。
今回も僕達に付き合って頂いた皆様。ありがとうございました。
来年はまた、どこかのBREWERYに、おじゃますると思いますが。
またその時には是非ご一緒に♪

記 やっしー。