今回研修という形で蒸溜所無料ガイドツアー(有料コースもあり)に行って参りました 自分の他にもOASISの常連様2名と一緒に3名で参加!
山崎蒸溜所は当時の寿屋(現在のサントリー)の鳥井信治郎氏が、日本の風土に合った日本人に愛されるウイスキーを造るため今の天王山の麓に開設されました
まずは正門を抜けてすぐの受付で受付をすませ、スタート地点であるウイスキー館へ
ウイスキー館には日本のウイスキー造りの歩んできた歴史がわかる資料が展示されている他、蒸溜所で造られた様々な原酒や世界各国のウイスキーが飲める(有料)テイスティングカウンターやウイスキーグッズが購入できるファクトリーショップなどが入った建物になります
山崎の無料ガイドツアーは一時間毎に行っていますが一度に回る人数は多くて40人ほど スタートの14時近くには多くの参加者が集まっていました
ガイドの女性からツアーの説明を一通り聴いたあとで早速ツアースタート!
まずはウイスキー館を出て仕込み&発酵の棟へと向かいます
セキュリティーカードで解錠した扉を開けると発酵によるものであろう甘い香りとアルコールの匂いが部屋いっぱいに広がっています
お酒に弱い人はこの部屋にいるだけで酔いそうです、、
お次は蒸溜室へ
山崎のポットスチルは一つとして同じ形がなく、世界的に見ても珍しいそうです
蒸溜室中央に位置するガラス容器には蒸溜したてのニューポットが流れ出る場面が見れます!
続いては蒸溜されたお酒を樽に積め熟成させる為の貯蔵庫へと移動
室内に入るとうって変わって静けさと暗闇に包まれます 香りもアルコールの鼻をつく匂いから木独特の香りへと変わりウイスキーの呼吸が感じられるような空間です
この後、ブレンダーの手によって商品として完成され、瓶詰めされるのですが 瓶詰めはここ山崎だけでは追いつかないらしく他の地にも瓶詰め工場を設けているみたいです(専用のタンク車でウイスキーを運ぶらしい)
いろいろと回ってきましたがツアー最後のセクション、ウイスキー試飲タイムです(無料)
ここが目当ての人が多いかも(笑)
試飲コーナーに入るとカウンターにスタッフの方がグラス片手に待機していました
試飲できるボトルは山崎12年と白州10年、飲み方はストレート、ロック、水割り、ハイボールと自由です
お酒が飲めない方やお子様用にオレンジジュースやお茶も用意されていました
僕は2杯頂きましたが中には4杯、5杯飲まれる方もいらっしゃいます(ちなみに制限時間10分、、)
ロックに使われる氷は山崎の名水で作られた氷らしく、水割りだとさらに同じ山崎の名水で割るので山崎12年水割りだと、、、 山崎尽くしです(笑)
水はお酒造りの命 水が良質だと飲むお酒もより、美味しくなります
そんなこんなでスタート地点へ帰還 ここでツアー終了となりますがその後、3人で有料のテイスティングコーナーへ、、
有料ではありますが山崎蒸溜所ならではの珍しい原酒や世界各国のウイスキーが「原価」で飲めます
私は山崎12年ミズナラ原酒を試飲しました(15ml/¥600)
他にも魅力的なラインナップだったのですが時間帯的に人気のお酒は売り切れていました、、
百聞は一見にしかず、、 もし大阪に行く機会があるのなら是非おすすめしたい場所です! 本を読んだり人から聴くのも良いでしょうが、実際こうやって直接見て肌で感じることでより一層ウイスキーを理解できると思います
※余談ですが山崎蒸溜所の近くには歩いて約10分の距離でアサヒビール大山崎山荘美術館という施設もあります 美術品を眺めた後、二階のオープンテラスのあるカフェで山荘庭園やその奥に連なる山々を眼下にお茶&お菓子でティータイムも楽しめます
まぁ、写真はビールですが、、 一応ティータイムです(笑)
その後、自分が大阪が初めてということもあり、同行して頂いた常連のYさんとIさんに大阪の街を案内して頂きました!
なんかもう、活気がありますね! 飛び交う大阪弁が新鮮です
機会があればまた行きたいものです、大阪へ。