DRINK TRAVEL 2024 静岡研修vol.2 御殿場高原ビール
静岡県御殿場市
16時半ごろ、次の目的地である『GKB 御殿場高原ビールグランテーブル』に到着。富士の湧水とドイツの技術を融合させた地ビールとともに、ステーキやスペアリブなどの絶品料理が楽しめるお店です。
イルミネーションで彩られた広い店内からは、なんとガラス越しにビールを醸造している様子もみることができます。薪窯でナポリピッツァを焼いているところやスペアリブのいい匂いに視覚と嗅覚を刺激され「ぐぅ〜〜っ」とお腹がなります。
食事をする前に、まずは店内から見える醸造施設を見学。グランテーブルでは先ほど訪れた御殿場蒸留場と同じく富士山の伏流水を最大限活用することで、ビールの醸造を行っています。その生産量は年間400キロリットルで、地ビールレストランとしては日本最大級の消費量も誇っているんだとか。ピルス、シュバルツ、ヴァイツェン、ヴァイツェンボックの4種類に加え銘柄や季節によって異なるビールを製造しているのも特徴のひとつです。現在は、地元のコシヒカリを使った「御殿場コシヒカリラガー」や季節限定ビール「メルツェン」を製造しています。
見学の後は、テーブルを囲んでビールとお料理をめいいっぱい楽しみます。写真では分かりにくいのですが、みんなでシェアする用のピッチャーに注がれたビールは超特大サイズ!!テンションが上がります。
ピルス、シュバルツ、ヴァイツェン、ヴァイツェン ボック、御殿場コシヒカリラガー、メルツェン……順番に全てのビールを飲み比べ。期間限定の「メルツェン」は、麦とホップのコク深い香りと味わいを存分に楽しめるラガータイプで、美しい黄赤色のビジュアルも相まって、秋にぴったりの風流なビールでした。
お料理で特にビールとの相性が最高だったのは「山賊のスペアリブ」。艶やかな甘辛いタレが絡んだジューシーなお肉に骨の髄まで吸い尽くす勢いでかぶりつきながら、ビールを何杯もおかわりしてしまいました。
本当はもっとそれぞれのビールのお味についてレポートしたかったのですが、あまりの楽しさに沢山飲み過ぎたので「とにかく……美味かった!!」とお伝えするにとどめさせていただきます(^O^)/。私は特に「メルツェン」がお気に入りでしたが、どのビールも伝統的な製法や麦・ホップの香りがダイレクトに生かされた素晴らしいビールでした。店舗やオンラインストアでも販売されているようなので、気になる方はこちらもチェックしてみてください。
話も弾み、お腹も心も満たされた19時。お店を出ると、真正面にキラキラと青い光を放つツリーが。頭上に灯る無数のランタンがラプンツェルのような世界観で、とっても幻想的です。
あっというまに過ぎた1日で、帰りのバスは全員で爆睡してしまいました。また静岡、行けるといいですね!
改めましてこの度にご参加いただいたみなさま、そしてここまでレポートにお付き合いくださったみなさま、本当にありがとうございました。
記・りん